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「ものづくり」への関心を

 2011.3.8掲載

衆 議 院 議 員

二 階  俊 博


 昨年の12月19日の日曜日、御坊市立体育館にて、「きのくにロボットフェスティバル2010」が盛大に開催されました。今回で4回目を迎えることができました。
5年前のお正月、当時の和歌山高専の韮沢校長先生より、高専がロボコンで全国準優勝に輝いたことを知りました。私はこのことを契機に、御坊の地でロボットフェスティバルを開催してはどうかと提案しました。御坊市、御坊市商工会議所、さらに和歌山県、経済産業省などにも大いにバックアップして頂いて、内容も充実し、参加者も年々増えて、提案した一人として、大変うれしく思っています。
 私は、経済産業大臣を小泉、福田、麻生の各内閣でつとめました。その折、直面するピンチをチャンスに変え、新たな成長の道を切り開いて難関を突破していく必要を感じ、成長戦略の策定を行いました。
 ロボットも、その中で大いに取り上げました。労働力人口の減少や少子高齢化、そして医療介護などへの必要性から、ロボットがさらに重要さを増してくると強く実感し、国内のロボット産業の充実、振興についての政策の強化を指示しました。その一環で、現在、どこまで使えるロボットが我が国にあるのかを、国民に示すことも重要だと考えました。
 きのくにロボットフェスティバルは、和歌山高専や関係者のご努力により、その時々の最先端のロボットが、この和歌山の地に集結して、ロボット技術の最高峰を見学することができます。今回は、3.5メートルものティラノザウルス型ロボットの迫力などに、会場から驚きの歓声が上がりました。
 また、日本の産業のこれからを考えると、子ども達の「ものづくり」への関心を高めていくことも非常に大事です。この意味からも、単にコンピュータを操ることだけではなく、自分の手を使い、実際にロボットを作ってみるということを通じて、子ども達のものづくりの力や夢を伸ばしていくことができます。その大切な機会を、このきのくにロボットフェスティバルの中で行われる小学校・中学校・高校の「ロボットコンテスト」や高専の「ロボコンパフォーマンス」が果たしてくれている。参加した子ども達の目の輝きを見て、この催しは成功していると強く実感しています。日本の、そして郷土の未来は明るいものだと、改めて、強く感じました。
 今回のロボットフェスティバルには、7000人もの方々が集まるほどの人気でした。お呼びした中国や韓国からのロボットも素晴らしく人気があり、国際交流にも一役を果たしてくれています。
 これからも、このロボットフェスティバルが、着実に発展していくことと、日本中にこれが拡がっていくことを願っています。そして、やがて将来ロボットに関係する企業も当地に進出されることを、密かに期待しています。
 仁坂知事は、経済産業省の時代はこの道の専門家としてご活躍頂きましたが、常に「御坊をロボットの甲子園にしたい」と提唱されています。私としても、ロボットを通じた「人づくり」「産業づくり」に、今後とも、郷土の皆さんと一緒に、がんばっていきたいと思います。
ロボコンの開催にお力を頂いている中国や韓国の友人の皆さん、堀江和歌山高専校長はじめ教職員の皆さん、西博義衆議院議員(元和歌山高専)、柏木御坊市長、中村県会議員、吉田御坊商工会頭等、多くの地元の有力な皆さん、会場周辺を整理して下さるボランティアの皆さん、ふるさとの銘産を並べて大会を盛り上げて頂いている地元の皆さんに心から感謝を申上げ、今、あらためて理科教育の推進のためにも、「頑張れロボコンのエール」を贈ります。

 

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